降って湧いたイタリア旅行が始まった。
スマホナビとレンタカーを使いローマからフィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノと
そしてピサ巡る旅行の4日目が始まろうとしていた。
ミラノ郊外の無料駐車場に車を止め地下鉄で移動し、サンタ・マリア・デッレ・
グラツィエ教会へ行き予約時間より早く拝観出来ないかと交渉したが、叶わ
なかった。
実はミラノでは、最後の晩餐・サンシーロStudioでインテル戦観戦・ドォーモ・
ヴェィットリオ・エマヌエレーレ2世のガッレリアしか頭になかったら、こんな施
設にぶつかった。
何だろうこの城壁は、お城があるなんて聞いてないぞ
ここは、スフォルツェスコ城。 地図
レオナルド・ダヴィンチも建築に加わったというスフォル
ツェスコ城は、ミラノ公国の要塞。古城と言うにはちょっ
とイメージが違うかも知れないがその姿は美しい。
公園の一角に門が見えるのは、『平和の凱旋門』
凱旋門は、軍事的勝利を讃え、その勝利をもたらした
将軍や国家元首や軍隊が凱旋式を行う記念のために
作られたもの。発祥の歴史は古代ローマ時代まで遡る。
凱旋門としてはフランスのナポレオン・ボナパルトがパリに作らせた『エトワー
ル凱旋門(1836年)』が有名であるが、この凱旋門はパリのものより29年も
古いものであった。
そう言えばコロッセオの近くにあったのも凱旋門だった
コンスタンティヌスの凱旋門 地図
この紋章は、何家のものかな
調べてみれば ミラノにある自動車メーカー アルファ
ロメオがこの紋章に一部酷似している。
創業地・ミラノ市の白地に赤い十字架とヴィスコンティ家の紋章であるサラセ
ン人を呑み込む大蛇ビショーネを組み合わせた紋章を頂く楯を表現したフロ
ントグリルを持つアルファロメオ、似てるでしょと言ってもアル
ファロメオ側が真似したんだけどね。
ここから城内へ入っていく
ランドマークのフィレーテの塔。
この画像は城内からで、正面に
は後付けの時計があります
市営の美術館は無料と言うことを忘れて見過ごす失態を
していた。
ここで外人ってここでは、拙者が外人だった。
男が近寄ってきたと思ったら 腕に巧妙にミサンガを着け
られた。
それは巧妙な手早さに関してしまうほどだ。
あ!これって噂のミサンガ詐欺・・・と目が覚め “No thank
you、No thank you”と言って逃げてきた。
フィレンツェでのジェラート詐欺は不覚だったが、これに関し
ては学習していて頭に入っていた。
本来、店舗に関しては所有者がはっきりしているため信用
しますよね それに比べ 露店では、皆用心しますよね
ああ危なかった!!
でも あの時のミサンガが、まだ拙者の手首に付いています。
この際だから切れるまで身につけておこうと決め込んだ
そしてこの後 サンシーロStudioでも又ミサンガ売りの男に出会す・・・
無視するように早歩きをしているとインテルカラーのミサンガ 紺色と黒模様のを
見せられたが、振り切った。
今思えば 1€程度なら購入したかったな
dも1€程度では済まなかったんだろうな
でも格好良かったんだよ