屈斜路湖にやって来た。道東の温泉めぐりをす
る際には絶対に外せないエリアであった。さあ
温泉に入ろうでやって来
たのは、屈斜路コタンア
イヌ民俗資料館近くに湧
く温泉がコタン温泉で、
露天風呂と共同浴場があ
り、お目当てはコタン温
泉露天風呂の方で、屈斜
路湖で温泉巡りをするな
らここを外すわけにはい
きません!という露天風
呂がこのコタン温泉露天
風呂であった。この湯は
、昭和53年にボーリング
して湧出した半混浴の露
天風呂で、意外ではあり
ますが、まだ体験したこ
とがありませんが冬が素
晴らしいらしい、真冬に
は全面結氷する屈斜路湖
の中で、コタン温泉露天
風呂周辺は温泉の熱で凍
らないため、この露天風
呂周辺に白鳥が集まり、
それが白鳥と同浴してい
るかのような光景が味わ
える湯であった。湖岸に
湧き出す温泉を石で囲っ
ただけの簡素な風呂、野
湯ながら管理されてきれ
いなお風呂、男女別の脱
衣所も設けられています
から、着替えをするのも
安心、屈斜路湖の野湯の
中では断トツの人気No1!
となっています。泉質は
ナトリウム-炭酸水素塩泉
で、神経痛やリュウマチ
などに効果が大。大きな
岩を堺に湖を見て左側が
女湯、右側が男湯になっ
ているが、湯船は基本的
には混浴と同義である。
生憎の小雨が降りしきる
中での入浴となってしま
ったが、湖が金色に染ま
る黄昏時を一度は見てみたい瞬間であった。
露天風呂だと気恥ずかし
いという人は共同浴場へ
の入浴もいいと思ったら
コロナ渦の今、外部の人
の入浴は禁止されていた。
ちなみに、古丹(kotan/コタン)はアイヌ語で
集落の意。屈斜路古丹遺跡という縄文時代の遺跡
も発見され、古代から湖周辺が人々の生活に適し
た場所だったことがよくわかります。