久しぶりに温泉旅行に出掛けることに
した。先日行った那須周辺の温泉巡り
が懐かしく3連休と言うこともあって
新潟から長野界隈の秘境を巡ることに
決めこんだ。今、惣滝へ向かう道の未
整備につき踏破を諦めていた。
次は、赤倉温泉の源泉小屋だ。そこに
は保守管理をする関係者が、作業後に
汗を流す露天湯が存在し、その露天湯
を見てみたい、さらには入浴できれば
最高だが、場
所がはっきり
しないんだ、
解っているの
は黄金の湯側
の登山道をひたすら登った先にあるこ
とだけであった。
どのくらい歩
いただろうか
、車が登れる
ように整備さ
れた道をどん
どん進むが、その限界地点からはエン
ジン付きリヤカー?が1台やっと通れ
る道幅に変わっていった。
途中小規模の
土石流後があ
り、もし今日
も濃霧の中の
決行だが、雨
が少しでも降
ってきたなら
と思うと怖く
なってくる。
着いた。意外
と遠かったな。
燕温泉は標高
1100メートル
で、ここはお
よそ1400メートル地点。ここが赤倉温
泉の源泉地ということで源泉を整備す
る管理小屋が建てられてここから湧き
出す源泉を赤倉温泉まで引き湯してい
るそうだ。さて露天風呂はどこかな。
地図
小屋の裏手に
その湯船があ
ったが、栓が
抜かれ空っぽ
の湯船だった
が、湯がチョロチョロ流れているで、
すぐさま栓をし、湯を貯め始めるが如
何せん湯量が細すぎる。
湯に振れると
熱く、湯温を
計れば56℃も
あるじゃない
か。下調べで
は硫酸塩泉、炭酸水素塩泉でかすかに
白濁する湯だが、湯量が少なくて白濁
なのかはっきりしない。
2分後にここま
でしか湯が貯
まらず湯船一
杯になるには
1時間近く掛
かると思われ痺れを切らして湯浴びを
することにした。
この湯温で湯
船が一杯にな
ったらとても
じゃないが入
浴できないが
当初こそ、適度に石やコンクリによっ
て湯温が冷やされ心地よいが湯量が少
なすぎていつになることやら解らない。
ここから赤倉
温泉街までど
のくらいの距
離があるのだ
ろう、大変な
思いをして湯を引いているんだね。引
き湯の温泉街で思い出すは、富山の宇
奈月温泉、福島の岳温泉であった。
そんな引き湯
の湯に浸かる
より源泉にあ
る湯に浸かり
たいと思うは
拙者だけだろうか。