降って湧いたイタリア旅行が始まった。
スマホナビとレンタカーを使いローマからフィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノと
そしてピサ巡る旅行の4日目が始まろうとしていた。
ミラノの中心地Duomoドゥオモとその広場は、圧巻だったがドゥオモ館内ま
で入場しようとは思わなかった。
今度はトラムに乗ろう。現在11:24 15時からのサッカ
ー観戦迄時間は沢山ある。
時間があるからこんなチャレンジを思いついてしまった。
ナビのスマホをoffにし 行けるとこまで行ってみる・・・
時計を見て再びスイッチONをし、この地に戻ってくる。
チャレンジ開始
乗車券は、一日乗り放題券
ミラノの地下鉄・バス・トラム2 切符の種類と買い方
地下鉄・バス・トラムのチケットは共通です。購入は、駅の自動販売機や街のタバッキなど。
■チケットの種類
- 基本チケット 1.5ユーロ 90分乗り放題
- 10枚回数券 Carnet 10 viaggi 13.80ユーロ 10回×90分乗り放題
- 1日券 Biglietto giornaliero 4.5ユーロ 24時間乗り放題
- 2日券 Biglietto bigiornaliero 8.25ユーロ 48時間乗り放題
チケットは、刻印が義務付けられています。地下鉄は改札で、バス、トラム
は乗車後に打刻器で印字。90分、24時間などは、最初の刻印時刻から計
算されます。
ただし、乗り放題チケットとはいえ、地下鉄の場合は一回限り有効(路線乗
り換えは可)のため、90分内でも一度改札を出ると再度乗ることはできない
のでご注意を。
乗ろうと決め込むとトラムが来ないんだ。狙いはあの
旧型に乗りたいんだがなかなか来ないで痺れを切ら
して新型?のトラムに乗車してしまった。
勿論何行きかなんて解らない。行き先表示板を見た
ところでそれがどこかも解らない。
このトラムは2両連結。中乗り前降りスタイル
この手の路面電車は、乗り心地はあまりよくない
ゴトゴトと分岐などの衝撃を拾ってしまう
今までで最悪だったのは富山市の市電だったが、最悪だからこそ記憶が
残っている利点もある
停留所に差し掛かると車内アナウンスがある
“PROSSIMA FERMATA・・・・”イタリア語が理解出
来なくても何となく理解出来る
“次は、OOです”だろう
車内でこのアナウンスを聞いたとき どこかで聞き覚えがあった。あこれって、
フィレンツェのトラムも同じ口調であった。
ローマの地下鉄ではアナウンス音色こそ違えど同じフレーズで次駅を案内す
るんだ。イタリアの鉄道はこれで統一されているらしい。
皆が降りたので拙者もここで降りることにした。
ここはどこだ。
全く解らない 今こうしてGoogleで探すも全く見つから
ない。特徴有る門があるんだが、解らない
解りました ティチネーゼ門です 地図
ポルタ・チチネーゼ近辺はローマ時代の遺跡があることで有名で、若者向けの
セレクトショップが立ち並ぶショッピング通りでもあります。
ここは路線がクロスで交差する為違う停留所で待つが
なかなかトラムが来ない。来てもお目当ての旧型じゃな
いと言う事で辺りを徘徊することにした。
レンタサイクルか、
BikeMi(バイクミー)
「Bike Me」はミラノ市内を回るのに最適なレンタル自転
車で、BikeMi Pointと呼ばれる自転車をレンタル・返却できるポイントが、市内
に90箇所も設置されております。
気軽に借りれて、気楽に返せるので市民の公共交通機関の一部となってます。
観光客の利用方法は、ディリー利用(登録料2.50ユーロ)を紹介いたします。
利用料金は、どのコースも1回あたり30分以内の利用は無料。
その後2時間を限度に30分後とに0.5ユーロ。
レンタル自転車の連続利用は原則2時間半(無料時間含む)となっているので、
必要なとき、必要な時間だけ借りる、というのが定着しているよう。
こんなに便利なら借りておけばよかったが、ミラノでもそう
だがイタリアには石畳が多く自転車では走りにくく更に路
面電車の轍は、転倒に繋がる危険な存在であった。
やっと見つけた ここは、Basilica di Sant'Eustorgio
地図
外観が綺麗だね
観光客の訪れないこんな教会に寄ってみるのもいいかもね
地図
ここが古代ローマの遺跡が残るところだ
再びトラムに乗り込む。
トラムに設置されている打刻機。初めて乗る際は時刻
を打ち込む
トラム車内の様子
日本でもそうだが、路面電車の走る街では時折変な信
号機を見かけ対応に困るときがある。前車があるときは
意外と簡単追従していけばよいが、自分が先頭の場合
どきどきする。
それがここミラノでも変な信号機を見つけたが、トレは徘徊中の徒歩だからド
キドキは無かったが、赤矢印の先 【白棒に点灯サイン】は何だ。
暫し観察していると トラムは進むことが出来るらしい
路肩に駐車している車に目が止まった。
フィアット500だ、当初この車をレンタルしてイタリア国内
を巡る予定だったが、シフトチェンジがマニュアル車のみ
しか設定がなく、AT車を希望していた拙者は、泣く泣く断念した。
イタリアはレンタカー代は極端に安い
フィアット500は、6日間レンタルしても8000円程度
今こうして実車を見るとやっぱり小さいね
このフィアット500シリーズは、「ルパン三世の愛車」として有名。当初ルパンは
ベンツSSKに乗っていたものの、監督であった大塚康生の愛車であった同車が
採用され、ストーリーに度々に登場。特筆は「カリオストロの城」で登場した車で
それは、日本国内限定車であった。
ここイタリアで見かける車と言えば、欧州車がほとんどである。
台湾、タイ、カナダやアメリカでは路上に日本車が席巻している様とは大違いで
ある。それでも20台に1台くらいのペースでしか日本車は、見かけないんだ。
TOYOTA AYGO(アイゴ)
プジョーシトロエンとの合弁会社で生まれた欧州戦略車。
無駄な装備を削り取った【質実剛健】車。
5回目の乗り換えを終えて窓越しから景色を見ていたら
大きな建物と人並みが見え、“降りまーす”と言っても解
らないか
舞い降りた地は、Milano Nord Cadorna駅だった