『歩いていこう旧中仙道五十六次』高速道路料金が来月から割引率が少なくなるため今のうちに
遠方の宿場間を歩いている
前回 武佐宿から草津宿まで歩いているが 今回は昨日赤坂宿から高宮宿、そして今日は高宮宿から
武佐宿までを午前中に歩こうと決めていた
今日は日曜日 そうなればスケジュールはいつもと同じ午前中のみ旧街道を徘徊しその後帰路に着く予定
今 高宮から愛知川まで無事歩き終えた
さあ武佐まで残り10粁頑張ろう
7:03
洋風建築のこの建物は何?
旅館竹平楼 7:07 地図
創業宝暦八年、竹平楼は江戸時代から続く老舗の料理旅館です。
初代平八が「竹の子屋」の屋号で旅籠を営んだことに始まります。
明治十一年、三代目の平八の時に明治天皇が、民情視察のため北陸東山道をご巡幸なされ、当家にお立ち寄りになりました。その時に侍従長の岩倉具視をはじめ大隈重信、井上馨、山岡鉄舟など明治を築いた重鎮の方々もお伴でお越しになったと伝え聞いております。
御幸橋 7:19
7:24 地図
愛知川に架かる御幸橋を越えまた本来の旧街道に戻っていく
ここから五個荘町だ
五個荘は近江商人の町。拙者も以前この近江商人の映画『天秤の詩』を見た
ことがあった
内容は、・・・随分昔のことなので間違っていたらご免
商人の家に生まれた少年が、両親になべぶたを売ってくるようにと初めて修行にだされた
その少年が“商人”“ものを売る”に目覚めるまでの姿を描いた感動秘話。
はじめは、知人や親戚の人ならきっと買ってくれるだろうという安易な気持ちで始めたが、期待は
打ち砕かれ、がっかりする日々が続く。いらないと断る人々に対して、嫌悪な態度をとったりもした。
ある日 洗い場に置いてあったなべぶたを見つけ壊してしまおうと邪心になりかけたが、しかし、そ
れを売った商人の気持ちを考えた時に、とてもなべのふたが愛しくなり、汚
れていた鍋ぶたを洗っていた。
それを見た人が勝手に侵入してと説教するが 実情を話し鍋ぶたが汚れ
ているのを見たら洗わずにはいられなかった・・・、ものを売るのでは無い
自分を認めてもらい始めて商品が売れることを知った少年の話でした。
そんな若き日のほろ苦い思い出も蘇ってくる町を歩くとは思ってもみなか
った。こんな思いをするのだったなら中山道を先に歩けばよかった
7:39 地図
天秤棒を担いだ「近江商人」。天秤棒一本で全国を
行商し財をなした近江商人は、ここ五個荘(ごかしょう)
が発祥地。
ポケットパークにて 7:45
地図
街道脇に素敵な洋館があった
どうも民家らしい 館内はどんな造りをしているのかな
地図 7:46
茅葺きの綺麗な古民家があった 7:59
8:11 地図
国8を越え清水鼻信号を右折
8:13 湖東三名水 清水鼻の名水
東屋の中に清水の湧き出す井戸がある。今も滾々と名水が湧き出ている。
マンホール蓋考察
旧安土町当時のデザイン
織田信長が用いた「まけずの
デザインされている。
「ANZUCCI」と「sewerage」の文字が入っているが、「sewerage」は下水道の英語表記。
「ANZUCCI」は宣教師や天正遣欧少年使節が当時のヨーロッパに伝えた信長の居城の建つ「安土」の
表記、ということらしい。
再び国8に戻る。すると男性がひとり歩いてくる。思わず声を掛けると
中山道を歩いている。それも京から日本橋方面に向けてだった。
僅か10秒ほどの会話だったがこの上なく嬉しい瞬間でもあった
途中新幹線と国8で旧中山道は分断されたが、再び街道に戻ることが出来た
8:32 地図
人影が無く寂しい旧中山道
平成25年度「むしゃりんどう展」
6/7-6/16開催 今日も該当日か 楽しみだな
幟を掲げているゾ 会場は近いかな
だが準備はしているがここが会場ではなさそうだ
9:06 前回車を駐めた牟佐神社に着いた
意外とあっという間に着いてしまった
商売繁盛の神様に合掌
脇本陣隣の空き地が会場らしいがまだまだ準備が進んでいない
400年も続いた旅籠があったが、近年の火事で焼失。
何とも悔やまれる話だね
9:10 地図
武佐宿本陣跡に到着 9:10
これで赤坂宿から草津宿まで繋がった
次回は 御嵩宿から赤坂宿の予定
9:14 近江鉄道武佐駅到着
ここから電車に乗り高宮駅まで帰るんだ
駅反対側に無料の駐車場があった
今まで数カ所の駅に立ち寄ったが駅前に無料の駐車場があることが多い
これは拙者としては好立地にある駐車場だね
9:17 電車到着
確かに電車到着時間とにらめっこしながらの散策は余裕が無くなるときもあるが、
待ち時間を軽減できる点は最高だね
近江鉄道では、本日 「1デイスマイルチケット」
乗車券だけでは無く提携施設の割引も受けられるのか
再び高宮宿に戻ってきた
さあ これから名神、東名高速を乗り継いで家へ帰ろう