諏訪大社 下社春宮にて無事参拝を済ませもう一カ
所寄りたいところがあった。それは近くにある石像

DSCF6019の「万治の石仏」地図
ここに訪れるは、6年ぶりの
旧中山道を歩いている最中だ
から本当に久しぶりであった。


DSCF6017あの当時は、正式なお参り方
式があったのを今回は恥ずか
しながら全く忘れていた。
正式には、“よろずおさまりま
すよう”にと唱えながら石仏の

DSCF6018周りを三周し、最後に正面で
“よろずおさまりました”と唱え
ることであった。



DSCF68890

この石仏の首が伸びる不思議
?が一時話題になったのを覚
えている。

1991年8月に一度頭部が落下
しており一度支柱で固定し修

DSCF6020複したが、その後ある写真家
が毎年撮った写真を見たとこ
ろ、首が伸びている事が分か
った。2007年にテレビ番組で
紹介され観光客も増えたが、

DSCF6021下諏訪観光協会は「周辺の安
全確保」ためとしてまた修復
することにし、2008年3月4日
に修復作業が行われ、頭部の
下から水や泥、賽銭25円が発

DSCF6022見された。首が伸びた原因は、
以前の修複時につけた支柱に
水が溜まり、氷
になって斜め
になり、その繰り返しで頭部
が上昇したとされる。修復前

に測定したところ、正面で4cmで左右は6~7cm上昇
していたが、春のこの日では氷なんかないか。
この後の道中安全を祈りこの地を後にした。