2019.01.02

次も駅だ。智頭急行の智頭駅を訪問したの
だから若桜鉄道の若桜駅も立ち寄らないと

DSCF4394いけないで立ち寄
った。若桜駅地図
鳥取県最東端にあ
る駅で、昭和5年
に全線開通した旧

国鉄若桜線の終着駅であったが、昭和62年
第3セクター化として若桜鉄道となり現在
に至る。若桜鉄道の凄いところは
平成20年
に若桜鉄道若桜線の歴史的施設が一括して
国の登録有形文化財に登録され、この駅舎
もこれに該当していた。他に橋梁や沿線の
駅舎など計23件が登録されていた。

若桜線は当初は、旅客の外、木材や貨物の
輸送機能も果たし、
終着駅である若桜駅は
、木造平屋建の駅舎本屋を初め、機関車転
向用の転車台、蒸気機関車へ給水を行うた
めの給水塔、駅構内の雪を流す流雪溝、

号制御を行っていた物置き及び灯室、転鐵
機操作員の番所である転鐵手箱番所、保線
用車両を納める諸車庫などの
一連の施設が
残されており、昭和初期の終着駅の様子を
良く伝える。



DSCF4395ホームは単式ホー
ム1面1線で、ほか
に側線が敷設され
ています。
構内に
はスズキの大型バ


イク隼がラッピングされた列車が停まって
いた。この車両は2016年3月から運行され
ている。列車の片面はブラウンカラーの初
代隼(1999年)をモチーフとし、反対側
は2008年に生まれ変わった二代目モデル
のラッピングをしています。車内は転換ク
ロスシートになっています。


DSCF4396反対側にはSLとデ
ィーゼル機関車が
雪に埋もれて眠っ
ている。この駅で
見たかったのが、


転車台であったが同じく雪に埋もれてこれ
こそ見ることが出来なかった。このSLは、
C12形蒸気機関車で、国鉄の前身である鉄
道省が製造したタンク式蒸気機関車であり
、昭和13年製で昭和19年から2年間鳥取機
関区に所属し、若桜線を走っていました。
一時は、公園で静態保存されていたものを、
平成19年に約半世紀ぶりに若桜駅に里帰り
し、若桜駅のシンボルとして鉄道ファンや
観光客の人気を集めています。
平成20年3
月からは若桜駅構内で、圧縮空気を動力源
とした展示運転が行なわれ、平成27年社会
実験として若桜⇔八東間の往復運転を行っ
ていたニュースを見た記憶がある。


DSCF4397SL展示運転は、
基本4月~11月の
第2、第4日曜日で
12月から3月まで
は積雪のため行な


われていません。運行時間は1回目が11時
、2回目が13時30分、3回目が15時15分で
す。
若桜駅以外にも登録有形文化財に指定
されている駅舎は、丹比駅、八東駅、安部
駅、隼駅、因幡船岡駅である。今回は訪問
予定は無いが、いつの日にか全てを廻って
みたい。