2017.9.16

7/15に白馬岳と鑓温泉登山の筈が残雪が多く鑓温泉までの

登山道が雪の為初心者には無理と言われ断念したリベンジに

出掛けたが、本来9月の三連休は黒部山中にある阿曾原温泉

へ行こうと予定していたが、台風18号が日本列島縦断する予

定で取りやめたが、16日一日はまだ晴れ予報で急遽白馬鑓

温泉日帰り登山を敢行した。
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白馬村猿倉登山口

さすがに台風直撃する連休とあっては

人出が少ない気がする。

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さすがに僅か2ヶ月ぶりとはいえ見慣れた

風景に初回時とは全く違う落ち着きが自分

でも解った。

そしてなによりも大きな違いは、ザックの中身に比例した重量だっ

た。7/15はテント泊の為およそ20kg近いものを背負って難儀した

が今回は日帰りと言うこともあり合羽、水、菓子パン・・・で4kg程

度と霞みたいな軽さだった。

この重さの差は、登山で極端に出る、雲取山では軽さにより足取

りがこんなにも違うものかと確信したあと、再び重量背負って北

岳で返り討ちにあって仕舞い二度とテント泊登山は仕舞いと誓っ

ている。そんな訳で今回は、【日帰り】登山となっていた。

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猿倉が標高1250m 白馬鑓温泉が2100m

と標高850m 往路4時間半復路3時間か

頑張ろう。

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登山計画書も提出。心と体、装備も万端。

出発だ!



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5:55 出発 鑓温泉

の分岐も知っている

いくぞ

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6:05 分岐に到着





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天候不順の精かなあじさいが咲いている





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登山道は、よく整備されているが雨が降っ

たらこの道は川になる?予測が付く道でも

あった。

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7:27 小日向山を越えると彼方に黄色い

小屋が確認出来る。あれが鑓温泉か。

一度沢まで降り再び登るのか

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標高差850mで4時間半はこういうことだっ

たのか



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7:50 三白沢 小さいながらアップダウン

の道が続く。



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すると登山靴のソールが落ちていた。

この人大変な目にあったんだろう。

この後どうしたんだろう。

拙者も初回の北岳でソールが剥がれ急遽下山した苦い思い

出があった。

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白馬村の町並みが見える





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8:03 雪渓だ でも今回のコースでは雪渓

を歩かないし、アイゼンは勿論持ってこなか

った。

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鑓温泉眼下まで来た。ここから一気の登り

坂の連続路。



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すると一面のお花畑が出現。疲れた心と体

に喜びが満ちていく。



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8:23

ミヤマダイコンソウ

と雪渓

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8:28 廃湯が流れ落ちていくが凄い湯量

だね。あと少しで到着する楽しみだ。



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それにしても凄い湯

量だね



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8:44 着いた鑓温泉の足湯

だが誰も利用していない。

拙者も足湯には興味なし。

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8:45 鑓温泉小屋到着

2時間50分で着いた、ザックが軽いのはこん

なにも違うんだね

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早速受付で入浴料500円払い入浴しよう。

急ぐのは、台風の余波で雨が心配なんだ。

出来ることなら降る前に下山したい。

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ここが露天風呂だ

この湯 基本は混浴だが 19:30-20:30だ

けは女性専用の湯となり男性は女湯へ移

DSCF9108動する。

現在浴槽清掃中。

暫し待つことになった。


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つまり登山中の排水路の湯量が多かった

のは、排出のためだったのか。

でも注入される湯の量はそれでも多かった。

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ああ疲れ・・・いやそれほど疲れていないが、

登山後の温泉って登山中か。どっちでもい

い。温泉は最高。

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湯の華舞う源泉かけ流しの湯は、760リット

ル/分の硫黄泉。湯温は40℃だろう。

この湯の源泉は小屋真下にあるらしい。

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湯船から見たキャンプ場。さほど広くはな

い敷地故早めの到着が望ましい。



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秋の空と男心は七度変わるようにガスが

掛かってしまった



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トイレ





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小屋内部 食堂兼談話室

再度源泉の話を聞けば、女湯は直ぐ上の

山が源泉と言うことで見に行くことにした。

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小屋から10m上に岩の隙間から湯が湧き

だしている。これは凄いね。



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雪崩の巣にある小屋はプレハブ構造。

10月初旬には営業を終了してしまうそうだ。

台風が迫る中こうして訪れることが出来て

DSCF9106本当に良かった。

9:27 下山開始




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11:27 猿倉山荘に到着

丁度2時間で下山してしまった。重装備で

辛苦した登山はもう懲り懲りだ。

これからは日帰りで可能な範囲の百名山を目差そう。

そんな中 阿曾原温泉と涸沢カールだけは辛苦を覚悟の上でも

行きたいんだ