2017.07.16

今年新たに登山用品を購入し山中にある温泉を目差すぞ

先ずは、白馬鑓温泉のある白馬岳を目差すことにした。

ここには、大雪渓のあり北アルプス一番人気の山と言っても過言
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ではない。

昨日無事白馬岳登頂出来た。



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昨夜は、風が出てきた為 バサバサとテント

が泣き五月蝿かったが疲れによる睡魔の方

が勝っていたのか結局起きもせず朝まで寝

てしまった。

夕刻のテント灯りの画像は、早寝の為撮れなかったが、日の出前は

こうしてテント灯りが僅かとは言え撮影出来ました。

予算の関係で化繊のシェラフで睡眠したがギリギリの体感温度で

射水市のSさん曰く“涸沢カールでは、9月下旬頃には気温-5℃まで

冷え込む為 ダウン製の購入しないと駄目だね”

そして見せて貰ったのは、ナンガのシェラフ、

“ナンガは、国産品故アフターサービスが良くいいメーカーだよ”

そして今 こうしてブログ書きながら 決めたのは 【ナンガUDD

630DXロング】¥48060-

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朝食は 冷えるであろう身体を暖めるべく

インスタントラーメンと決めており、

この豚骨ラーメン安い割には旨いんだよね。

先に朝食を済ませていたSさんが5時頃下山開始してしまい、初の

テント撤収に手こずりながら5時半にやっと用意が出来た。

Sさんに小谷温泉で会いましょうと言った手前 同時刻くらいには駐車

場に着きたかった為非常に焦りがあったが、幸いにして同姓の人に巡

り会った手前しっかりと挨拶を交わし “小谷温泉で待ってます”と声を

掛け その場を後にしたんだ。

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5:27 頂上宿舎ともお別れ、下山開始。

日が暮れると 昨日溶けた残雪が締まり登りよ

りはるかに下山の方が怖い。

山保険のことをSさんに問えば “300万程度の保険に加入している”

雪渓を横切る際にマジ次回の時は加入しよう・・・と思ったほど滑落と

紙一重の怖さであった。

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5:53 避難小屋

Sさんとはこの前で追い抜いていた。

また登りのように同じタイミングで下っていくも

DSCF8354のとばかり思っていたあれが最後の出会いになっ

てしまったことを悔いる。




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再び葱平からアイゼンを装着 6:27

大雪渓を歩き出したが 歩きにくいこと歩きにくい

こと、登りであれほど苦労した大雪渓、下りでも

こんなに苦労するとは思わなかった。

登り以上に筋肉の緊張が続き30歩歩いては休まないと進むことが出

来ないほど足がパンパンに震え上がっていく。

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7:30 ポツポツと何かが当たる・・・と思ったら山

は完全に雨雲に覆われここでも雨が降ってきた。



カッパを身につけ 雨中の下山となった。

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8:00 白馬尻小屋に到着

この先悪天候と解っているのに沢山の登山者が

山頂を目差していく、ご苦労様だね

そんなに山がいいのかね

拙者なら行かないな

身体以上に足は限界を超えるほど疲弊しており すれ違い登山者に

あとどれくらいで、OOO着きますか・・・が口癖になるほど疲れていた。

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8:53 猿倉山荘に到着

もうこれ以上歩けない



この感触は、東海道を歩いた際 35余km歩くと限界になる膝の痛み

、精神力、肉体の限界に似ていた。

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9:04 駐車場到着

もう 金輪際大雪渓には絶対来ない。

でも鑓温泉だけは行ってみたい。

軽量ザックにして日帰りで登ってみる・・・か


さあ 小谷温泉で 汗を流す為に出発しよう

もしかしたら そこでSさんと再会出来るかも知れない

憧れていた大雪渓だったが、こんなにも過酷な大雪渓とは思いもしな

かった、そんな白馬岳登山であった。