2016.7.17


久しぶりに温泉旅行に出掛けることにした。先日行った那須周辺の温泉

巡りが懐かしく3連休と言うこともあって新潟から長野界隈の秘境を巡る

ことに決め無事1日目を終えさあ2日目突入だ。

雨の中の入浴となった蓮華温泉から、小谷温泉・雨飾高原露天風呂に

入浴を果たし白馬おびなたの湯(野湯)に再訪したが湯船は完全に崩壊

していた。

次は 乗鞍せせらぎの湯へ行くことに決め車を走らせると大町市を通過

するため是非寄りたいところがあった。

それは町中に懇々と湧く湧水であった。

それも 名称が「男清水(おとこみず)」と「女清水(おんなみず)」と言い、

通りを挟んだほぼ真向かいにあるにもかかわらず水源が違うという不思

議な水であった。

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これは女清水。  地図

昔々の「大町」では、人々が生活する中心に、南北につら

なる道を真ん中に作ったそうです。道の東側では、居谷里

DSCF4158の湧水を使い、西側では、アルプス白沢の湧水を生活に

使い始めたといい、すると、東の部落は女子ばかり、西の

部落は男子ばかりが生まれる珍現象が起こり、古の頃か

ら、東の水を「女清水」、西の水を「男清水」と呼ぶように

DSCF4160なったとさ。

今度は、男清水  地図

両方の水を頂いたが、どちらも冷たくて美味しい水に間違

いない。

DSCF4161微妙が違いはわからないが男清水の方がやや堅い感じが

あるのは、女清水と比べての話であって水道水と比べもの

にならないのは言うまでもない。



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ここは和食店「わちがい」 さん。

帰り際持っていたミネラルウォーターを捨て『女清水』を汲み

入れた。


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円やかさが気に入った女清水。女の子が欲しい夫婦には好

都合の水だね。反対に男の子を希望する夫婦には男清水。

でも後から聞いた話では両方飲むと縁結び・夫婦円満になる


DSCF4163らしい・・・良かった両方飲んでいて。

そういえば、リオ五輪で活躍したバトミントンの奥原希望は、

ここ大町の出身だった。



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