ふとした思いつきから発展した東海道五十三次を歩いて
踏破するこの企画。初日の6/22はさすがに運動不足は、
否めず駅の階段や自宅で悲惨な思いをした。
案の定 翌日には足の痛みは少しはあるものの5割ほど
回復したが予想以上に体幹に疲労が残っていたらしく
風邪をひいてしまい苦しい一週間だった。
さすがに昨日は残務のため出かけることが出来なかった
が、懲りもせずまた『歩いていこう東海道五十三次』続き
に出掛けてしまった。
本日のスケジュールは 前回の終着点 JR保土ヶ谷駅ま
で車で行きそこから歩き始め 戸塚宿、藤沢宿とそして
平塚宿まで歩く予定。
保土ヶ谷駅 5:35 こんなに早い時
間帯につけるのは自家用車の利点
(明日の仕事に疲れを残さないため
早く上がるために早朝発としていた)
地図
体調の方は風邪は鼻が少し出る程
度でバッチシと思っていたが 歩き
始めると左足が痛い。今からこんな
調子では今日は10kg歩けたらいい
方かな。最悪はバスかタクシーで駅
に戻ることも覚悟の上での旅立ちと
なった。
本来ここで、寄りたい店があった『宿場そばの桑名屋』さん
創業は1886(明治19)年頃の老舗蕎麦屋。店舗は江戸時
代の保土ヶ谷宿を再現し手の凝った造りで有名。
何でも船宿をイメージして建てられた。
保土ヶ谷駅近くにあるはずだが足の痛みが心配ですぐ近
くまで出向いていたが見つけられなかった。
これは帰りのもう一度徘徊していた
ときに見つけた。
この店舗どう見ても築後20年度程
ではない。贔屓目に見ても50年は
優に超えている感じだった。 地図
昼食は菓子パン囓ってしまったため
食事とは至らなかったがこのような
お店(外観)が旧東海道を盛り上げ
るには必須アイテムだね。
昔の程ヶ谷宿を伝える絵
このアイテムももっともっとほしいね。
歩き始めてすぐ
に【番所・お休み
処】の看板 地図
まさかこんなに早
くからはやってない
だろうが一応確認で・・・
やっぱり 当たり前か
再び旧東海道は国道1号線に合流。
大きな道路に統合されてしまうと本来の
旧東海道の姿は何も残っていなくただ
延々と距離を稼ぐためだけの道のりと
なってしまう。
地図
大通りになればなるほど 「元・・・」「・・・跡」の
碑。
2日にしてすでに飽きてきた。違うアトラクショ
ンないかな
1号線と別れ側道(旧東海道)へ
旧東海道は細道へ・・などといった標識一
つも無い。
こんな時代に旧東海道53次を歩く人なん
て想定していないんだろうな。
確かに前後を見渡しても歩いているのは
拙者だけ、それだけ異様なのかな。
これは新たなアトラクションだった。
上り坂 ひぇぇぇ これはいらないアトラ
クションだネ。
この急勾配の坂が噂の『権太(ごんた)坂
』だった。 6:19
旧東海道を東京から西へ向かう際、最初
の急勾配として知られる。権太坂(一番坂
・二番坂)、焼餅坂、品濃坂と坂道が続き、
旅の難所であった。
年始に行われる箱根駅伝では、旧東海道
の権太坂は通らないが、付近の国道1号
の坂を権太坂と称し、往路2区の難所とし
て位置づけられているから面白い。
地図
境木立場跡
昔の国境にあるこの
地当時は相当の難
所だったみたいだ。
見晴らしがいいとこ
ろだが高層マンションが乱立し何も見えな
くなっていた。
ここが国境だ 地図 6:36
出来れば国境線も引いてほしかったね。
下総國の生まれの拙者が武蔵國から今度
は相模國へ今 入ろうとしている。
だんだん面白くなってきた。
徒歩で旅するものを飽きさせないアトラクシ
ョンに最適だね。
そこに国境線が引いてあれば恐らくアトラク
ション部門でベスト3に入る価値あるね。
続け様、次のアトラク
ション。 焼餅坂。
でも行程上、下り坂の
演出。これには痛みの
消えかけた足に記憶を
思い出させる悪いアト
ラクションだった。
地図 6:38
ここはいいね 幅員3mの道路はいかにも
旧東海道そのものだった(気がする)
これが舗装路で無かったらまさしくタイムスリッ
プしたに間違いないだろう。
100余m幅員の道路を旧東海道と呼ぶのは烏
滸がましい限りだ。
そんな道路にしてしまった役人に処罰を与える
ぞ。
品濃一里塚 地図 6:45
今日は梅雨の晴れ間 空には雲がかかり太陽を
遮ってくれたおかげで意外と楽に歩けた。
時折吹く風がとても爽やかでいつの間にか足の
痛みさえ忘れさせるほどだった。
沿道脇には今を盛りにと咲き誇るあじさいが雨が
恋しいと話しているようだったが、今日のところは、
堪忍してね。
更に旧東海道は復員2mにまで細くなり 拙者は気
分揚々と足取り軽く歩を進ませた。
ところがこの道は旧東海道ではなく間違った道を進
んでいたことに後々気がついた。
ガッカリ 間違えた地点
地図
ここで再び旧東海道に戻れた。
それにしてももっと標識をしっかり作ってくれ。
またつまらない市街地
歩行となってしまった。
いくら記念碑があっても
驚かないぞ。
1号線から旧道へ戸塚駅
に向かっていたら赤煉瓦
の倉庫があったが結局何
やさんか解らなかった。
地図
吉田橋欄干にあった浮世絵
ほんとは4枚あったと思うが撮り忘れていた。
地図
戸塚駅近く 伊東医院
何でも大正時代に建築された洋風建物
H・P
銭湯があった 矢部の湯 7:58
住所 | 〒244-0002 横浜市戸塚区矢部町4 地図 |
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電話 | 045-881-6954 |
営業時間 | 14:00〜23:00 |
定休日 | 毎週月曜日 |
JR戸塚駅・市営地下鉄戸塚駅から徒歩4分。旧東海道沿いの静かな町並みの一角。高い煙突と赤い屋根が目印。裏は桜の名所の柏尾川が流れ、鯉や水鳥が見られジョギングや散歩の後、ひと汗流すのに最適です。 |